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何かが気になると、その関連の本ばかり追いかけてしまう私です。

しかし、そんな時ほど読書がススムw

いま、自分の中で流行ってる(?)のが、江戸時代の商売人の話。

最初に読んだのがねじめ正一著の『商人(あきんど)』(集英社刊)。

日本橋瀬戸物町の鰹節商、伊勢屋高津伊兵衛の次男(三代目)が主人公。

この伊勢屋、いまもある鰹節屋“にんべん”で、小説ながらも史実にそったお話。

コレを読んで読みたくなったのが荒俣宏著『男に生まれて~江戸鰹節商い始末』

(朝日文庫)。こちらはにんべんの八代目が主人公。これは2冊セットで楽しめます。

『男に~』のあとがきはねじめ正一氏ですし。

で、次に読んだのが『銀二貫』高田郁著・幻冬舎。

こちらは同じ江戸時代でも浪速の商人。舞台は大阪天満の寒天問屋・井川屋。

そこの主人に拾われた少年と、銀二貫の数奇な運命。。。コレも面白かった!

後から気づいたのですが、いま大人気の“みをつくし料理帖”シリーズの著者の作品。

このあとに山本一力著『銭売り賽蔵』(集英社文庫)を読破。

銭売り(両替商みたいなもの)の話なだけに、苦手な数字と単位がいっぱい(汗)。

しかし、深川の人情の厚さに惹かれ…こんどは深川を追ってしまいそう。。

とにかく、江戸の商売人話は、同じ商売人として背筋が伸びる思いに。

“正直でまっとうな、人の役に立つ商売”をしていればうまくいくのがこの世界。

いまの世の中そうもいかない…気もしますが、ここはやっぱり背筋を伸ばして

商売人の道を究めないと。。。ですよね(汗)。精進します。


という訳で、しばらく時代物ブームが続きそうな気もしつつ。。。

ちょっと軽いもんも読みたいかも。
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