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みなさま、ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか。

本屋は年中無休。それでも交代で休みをもらえるので、私は2.3.4日と3連休でした。

ゴールデンウィークと、お盆と、お正月。3日以上のお休みがとれる年に3回のタイミング。

今回のGWのテーマはずばり<大掃除>でした。目標の半分ぐらいしか出来ませんでしたが、

台所が美しくなって満足です。

次はお盆休み…なんだか、普段は週に1度の休み(日曜)に向かってがんばり、それとは

別にお盆休み、お正月休み、GW休みを目指して頑張って…なんだか生き急いでる(?)

というか、そら歳取るよね~みたいな。

毎日大事に過ごさねば…とは思うんですが、なかなか。。ね。
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映画の試写会に行ってきました。5月公開の『ボックス!』です。














この作品の原作『BOX!』は、2009年本屋大賞のノミネート作品。

単行本は分厚くて文字もぎっしりだったのに、一気読みのオモシロさでした。

コレがついに映画化。主演は市原隼人。正直、そんなに好きじゃなかったけど、

好きになったかも、市原隼人。

内容は、高校生のボクシング青春物語。舞台が大阪なので、映画の風景には

見覚えのある場所がチラホラ。原作者はあの「探偵!ナイトスクープ」の

プロデューサーさんで、この作品以降も色々と書かれています。

とにかくこの『ボックス!』。原作の方が物語りは濃厚ですが、映画の方は脇役の

キャラクターが最高にいい感じ。主人公カブ(市原隼人)のおかんが宝生舞で、

こちらは大阪弁ネイティブなので、大阪のおばちゃんの味が絶妙。

それと、ボクシング部の監督・筧利夫のうさんくささも最高にいい感じ。

出来れば原作を読んでから観に行って欲しい映画ですが、映画だけでも観てみてください!

関西人にはたまらんオモシロさです。

 


もうご存知の方も多いかと思いますが、2010年本屋大賞が決定いたしました。

「おすすめ本」のコーナーで、HPリニューアル後1番にご案内した『天地明察』が

無事(?)大賞となりました。めでたしめでたし。

ちなみに、他の順位はといいますと

1位…冲方丁『天地明察』(角川書店)
2位…夏川草介『神様のカルテ』(小学館)
3位…吉田修一『横道世之介』(毎日新聞社)
4位…三浦しをん『神去なあなあ日常』(徳間書店)
5位…小川洋子『猫を抱いて象と泳ぐ』(文藝春秋)
6位…川上未映子『ヘヴン』(講談社)
7位…藤谷治『船に乗れ!』(ジャイブ)
8位…有川浩『植物図鑑』(角川書店)
9位…東野圭吾『新参者』(講談社)
10位…村上春樹『1Q84』(新潮社)

となっております。

私が投票したのは、1位『天地明察』2位『神様のカルテ』3位『神去なあなあ日常』だったので、

まずまず納得の結果となりました。

村上春樹&東野圭吾の超売れっ子作家が下位を占めるというのも、この賞の面白いところ。

これらの作品が面白くないってことではなく、いまさら本屋大賞いらんでしょう?的な票の

入り方だったんでしょう。だって、この方々の作品は、放っておいても売れるものw

どうせなら、本屋しか知らない面白い本を発掘して知らしめてやるぜ!的な、本屋魂が

本屋大賞を決めるのだと、私はそう思っております。

『天地明察』は昨日からTVでガンガン放送されたせいもあってか、今までの本屋大賞の中でも

受賞後の売れ行きがいちばん早い感じです。

この作品、老若男女に楽しんでもらえる本当にいい物語。ぜひ読んでみて下さい!

何かが気になると、その関連の本ばかり追いかけてしまう私です。

しかし、そんな時ほど読書がススムw

いま、自分の中で流行ってる(?)のが、江戸時代の商売人の話。

最初に読んだのがねじめ正一著の『商人(あきんど)』(集英社刊)。

日本橋瀬戸物町の鰹節商、伊勢屋高津伊兵衛の次男(三代目)が主人公。

この伊勢屋、いまもある鰹節屋“にんべん”で、小説ながらも史実にそったお話。

コレを読んで読みたくなったのが荒俣宏著『男に生まれて~江戸鰹節商い始末』

(朝日文庫)。こちらはにんべんの八代目が主人公。これは2冊セットで楽しめます。

『男に~』のあとがきはねじめ正一氏ですし。

で、次に読んだのが『銀二貫』高田郁著・幻冬舎。

こちらは同じ江戸時代でも浪速の商人。舞台は大阪天満の寒天問屋・井川屋。

そこの主人に拾われた少年と、銀二貫の数奇な運命。。。コレも面白かった!

後から気づいたのですが、いま大人気の“みをつくし料理帖”シリーズの著者の作品。

このあとに山本一力著『銭売り賽蔵』(集英社文庫)を読破。

銭売り(両替商みたいなもの)の話なだけに、苦手な数字と単位がいっぱい(汗)。

しかし、深川の人情の厚さに惹かれ…こんどは深川を追ってしまいそう。。

とにかく、江戸の商売人話は、同じ商売人として背筋が伸びる思いに。

“正直でまっとうな、人の役に立つ商売”をしていればうまくいくのがこの世界。

いまの世の中そうもいかない…気もしますが、ここはやっぱり背筋を伸ばして

商売人の道を究めないと。。。ですよね(汗)。精進します。


という訳で、しばらく時代物ブームが続きそうな気もしつつ。。。

ちょっと軽いもんも読みたいかも。
そろそろ桜の季節です。

しかし…めちゃ寒い。しかも雨ばっかり(泣)。

でも、雨のおかげで黄砂は流れただろうし、雨も桜が咲く前に降ってくれた方が

花に影響は少ないし、いま冷えておいてくれれば桜の花も長持ちするはず。。

とにかく、桜が大大大好きな私です。花の中でいっちばん好きです。

きっかけは、夢の遊眠社…もう解散して20年近くなりますが、あの野田秀樹率いる

劇団の舞台『贋作・桜の森の満開の下』を見てからではないかと。

場所はたぶん大阪・中座。忘れもしない前から6列目のど真ん中の席。

毬谷友子の可愛さと恐ろしさに翻弄され、野田秀樹の汗と涙と鼻水と(?)動きの

俊敏さに圧倒され…そして最後に舞い散る桜吹雪。

前から6列目だけあって、自分の上にもじゃんじゃん桜吹雪が…

それ以来、桜の虜。

いつかソメイヨシノが満開の、吉野の山の山奥で、こもってみるのが夢だったりします。
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